大会長あいさつ

学会長

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の変異株が次々に現れ、感染状況の収束が見えない状況の中、日々最前線で治療に従事されている皆様へ心より敬意を表します。

この度、第28回近畿臨床工学会を2022年(令和4年)10月9日(日曜日)、WEB形式にて開催することとなりました。今回の学会のテーマは「イノベーションがもたらす医療の未来-新たなビジョンを模索する-」としました。我々臨床工学技士は医療機器、医療技術の発展に伴い、エンジニアリングの側面から医療を支える職業として1987年に誕生し、医療機器の進歩や医療環境の変化に対応して今日まで発展してきました。

今後はIT等の情報伝達面での技術革新やAIの進歩、またロボット技術の進歩により医療のあり方そのものが劇的に進化していくことが予想されます。我々が今後も医療現場で必要とされ、治療に貢献するためには、時代の要請に応じてその業務を柔軟に考えていく必要があると考え、このテーマといたしました。

本会では近い未来の臨床工学技士業務の新しいビジョンについてシンポジウム、パネルディスカッション等を企画しております。ぜひ熱い議論を交わしていただき、今後の診療にお役立ていただければ幸いです。WEB形式となりご不便をおかけしますが、実り多い会となりますよう、皆様方のご指導・ご支援いただければ幸いです。新型コロナウイルス感染症の収束を願うとともに、多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

謹白

第28回近畿臨床工学会 学会長
久保 哲哉
(医療法人社団富田クリニック 第二富田クリニック)

学会事務局:済生会守山市民病院 臨床工学科 office@sacet.jp

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